家庭での生活が困難な高齢者が、職員と共に食事の支度、掃除、洗濯などして生活できる第2のお家。札幌市西区西町にあるグループホーム西まち

札幌市西区西町北8丁目1番25号
TEL011-661-5531

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西まち便り

西まち便り平成17年5月号

平成17年5月号

拝啓 新緑の候、木蓮・つつじ・桜など、あちこちで開花し華やかになってきた今日この頃。 皆様におかれましても、ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。
 当ホーム前の花壇にもラベンダー・ピンクのマーガレット・ビオラ(新種)・マリンゴールド等を植え、建物全体の雰囲気も華やかにとてもいい感じになりました。
 開設して、四月で丸六ヶ月が経過いたしました。この度の「西まち便り」では、この六ヶ月を振り返り、自宅に退所したある方の事例を紹介させていただきます。
 入居当初は、自分で起き上がる事も出来ず、又背もたれが無ければ座っている事も出来ない状態でした。しかし物につかまって立っている事が出来、介助者に 支えられながら何mかは歩く事も出来ていました。病院では昼・夜オムツを使用していましたが、当ホームに来てからは、昼は勿論、夜も殆どトイレでの排泄を 試みました。
 当ホームでの関わりは「その人に何が出来て、何が出来ないのか、出来そうな事は何か?」などを見極め、出来る事は維持し、出来そうな事は出来る様見守 り、出来ない事は介助する。その様な対応から六ヶ月が経ち、認知症の症状は無くなり、自分のことは自分で全て出来る様になりました。
 自宅に退所する前日には「きんぴらごぼう」を作る為に、皮むきから調理まで行い、帰る当日の朝にはみそ汁を作り入居者全員に食べて頂きました。ここまで の成果は本人の「自立して家に帰る」という強い意思が努力に変わり、頑張って持続していたからと考えます。又スタッフも初めての経験ではありましたが、何 をどう継続するのかを、全員の情報交換が密で周知徹底していたからかと思いました。
 このような事例をもとに、今後も入居者さんには継続して関わっていきたいと考えております。

敬具

ホーム長 谷口 良子

端午の節句 献立・赤飯・すり身汁・春の山菜天ぷら・酢味噌和え・煮しめ・イチゴ・梅酒 ごちそうの前に、まずは梅酒
でカンパ〜イ
3時のおやつは、端午の節句の柏餅。思わず笑みがこぼれます。
ホームの駐車場で日向ぼっこ
ハイポーズ。
自作の俳句を披露!
どうかしら?
かぶとなんぞ、かぶってみま
した。

2005-05-01